『COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン)JULY 2007』講談社

今月のクーリエは、緑。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 07月号 [雑誌]
クーリエ・ジャポンの7月号です。(参考リンク→クーリエ・ジャポン先月号
まだ全部は読んでいないけれど、なかなか興味深いのがスポーツ関連の記事。
「スポーツ・ビジネス 汗と熱狂のマネーゲーム」と題された特集記事では、転換期にあるスポーツビジネスの世界を垣間見ることができます。
あとは、「『合気道はカルト』でカトリック教会がNO!」というポーランドの記事。合気道は空手や柔道とは違ってカルト宗教だから、練習すると悪魔に憑かれるそうです…。
記事を読んでもそう極端に解釈される詳しい理由は分かりませんでしたが、確かにスポーツには神秘性や儀式性がありますよね。「合気道=カルト」は誤解もいいところな話ですが、元駐日ポーランド大使の理解ある発言に救われる思いがしました。

「格闘は私たちの日常の一部で、どの格闘技も何らかの形で宗教と関係しています。……」

芸術をはじめ、古くからの文化はかなりの部分で神秘や儀式に囲まれているわけで、解釈を間違えると小難しい問題になります。
 
話は動いてしまいますが、自分は少なくとも相撲はスポーツとは考えていません。かといって、天皇家や神様のためのものかと考えるとそれもまた現代的ではないし…。儀式性の強いものが宗教的と見なされるのなら、相撲もそれに当てはまってしまいそうです。もともと土地土地の神様同士の力比べのようなものだったわけで、そうなると今の相撲は国際紛争ですね。元寇ばりに強いモンゴル勢!
 
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 07月号 [雑誌]
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