『魚肉館』

okapia2007-10-24

『魚肉館』
http://www002.upp.so-net.ne.jp/gyonikukan/
魚肉ソーセージについて非常に詳しいサイト。
あっという間に魚肉ソーセージマニアになれます。
 
「ギョニソ」料理のレシピも充実していて、今晩にでも食べたくなります。
 

なぜオレンジ色のフィルムなの?
 もともとギョニソは、肉のソーセージに対抗して作られました。
ライバルである肉のソーセージと同様にギョニソにも、最初は発色剤が使われていました。その発色剤には、光の影響を受けると退色してしまうという弱点があったのです。要するに光に当たっていると、あの可愛らしいピンク色が褪せてきてしまうってわけです。だから、光を遮るように色のついたケーシング(フィルムのこと)が使われるようになったのです。 ではなぜオレンジ色が選ばれたのか・・・?
それはギョニソの色に近かったから!意外とシンプルな理由だったんですねぇ。

 しかし最近では、発色剤もあまり使われなくなったり、退色しにくい発色剤の開発などで、あまり関係なくなってきています。 確かに透明なほうが中が見えて、消費者の立場からすると安心かもしれません。
 とは言っても、店頭に並んでいる色々なギョニソを食べてみると、まだまだオレンジ色のケーシングの商品が多いことに気がつきます。なぜいまだに残っているのかというと、工場内の識別という目的で使われているからです。一企業内でも数種類のギョニソがありますもんね。
(協力 日本水産株式会社)

 
(画像:http://www.flickr.com/photos/44719608@N00/593990498