『★CHEチェ』スティーブン・ソダーバーグ
来年2009年公開予定の『★CHEチェ』。エルネスト・チェ・ゲバラの生涯をテーマにした映画。とても期待。
『チェ28歳の革命』と『チェ39歳別れの手紙』の二部作立てになっています。
気づけば、来年はキューバ革命終了(1959年)50周年なんですね。
超法規的手段が認められるのか社会主義を容認するのか等の思想信条を抜きにして、戦後世界史の中で特に惹かれる事件がキューバ革命。
革命軍の奇跡的な勝利は、何度思い起こしてもわくわくさせられます。
大学時代にこの本を読んで、しばらくの間感化されました。
- 作者: 三好徹
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: 単行本
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「世界のどこかでなにか不正が犯されたならば、いつでも強く感ずるようになりなさい」
ゲバラが世に伝えたかったのは、偏狭な思想でも平和の大切さでもない。
最期まで彼を突き動かしていたのは、「他人にも、そして自分自身にも、この世界の誰にも絶対に裏切られないような真っ当な生き方を人間は貫かねばならない」という透徹した「義」の念であった。そう自分は思っている。