『ピタゴラ装置DVDブック2』NHKエデュケーショナル

はぐるま、はぐるま、ぐるぐる〜。

NHK教育テレビの番組『ピタゴラスイッチ』（参照→公式サイト）の名物コーナー、「ピタゴラ装置」のファンブック。
タイトルにもある通り、これは第二弾です（第一弾はこちら→『ピタゴラ装置DVDブック1』）。
全32のピタゴラ装置が、20分でテンポ良く収録されています。内容構成の分量比からすると、82ページにわたる解説本がメインで、DVDは付録という位置付けでしょうか。装置の構造が、本の中で一つ一つ丁寧に解説されています。設置した部品の正体は何だったのか、一体どのような仕組みで動くのか、テレビで見えない部分はどうなっているのか…。知りたかった装置の裏側を、一つも余すことなく載せています。
ピタゴラマニア注目の「ピタゴラ装置41番のうた」も完全収録されています。
あまりご存じ無い方のために説明しますと、装置No.41はピタゴラ装置史上最長のシステムで、この装置用の歌まで作られました。テレビと同じ映像、歌詞表示付き、歌・歌詞無し…と、3バージョンが別々で揃っています！！
…もちろん、マニアでない方でも十分に楽しめます。このDVDを観れば、老若男女問わずみんな興奮してしまうでしょう。複雑な装置がリズミカルにそしてコミカルに次々と動いていく様には、一目で感心してしまうはずです。20分という長さも、万人が飽きないちょうどいい時間じゃないでしょうか。まぁ、好きな方はまだまだたくさん観たくて物足りないでしょうから、前作や次作に期待しましょう〜。
ピタゴラ装置は、「考え方を育てる」がテーマだそうです。どうしてそうなるんだろう、もしかしてここはこうなっているんだろうか…。誰もがわくわくしながら想像を膨らませることが出来ます。日常では忘れていたわくわくの裏側を、わしゃわしゃと大胆にくすぐられるような心地。とっても楽しいです。
　
ちなみに、自分はペンギンの「ピタ」と「ゴラ」が大好きなのですが、この本には表紙についた帯の隅っこにしか出てきません…。本編には全く絡んでいません（たぶん、コドモだから本が読めないんだと思う）。そのさり気なさが、まさにピタゴラ的でうれしいのだけれど。他、10本アニメや装置部品の原寸大の絵などなど、ファンのニヤリを引き出す装置でいっぱいです。
ここで注意書き。必ず、本を読む「前」にDVDをご覧になってください！へたな先入観や構造の前知識を持たず、新鮮な気持ちで装置と遊んで欲しいからです。DVD→本→DVDという順で触れていけば、このDVDブックを遊び尽くすことができるでしょう。
　
ところで、この『ピタゴラ装置 DVDブック2』は、昨日の自分の誕生日にプレゼントとして頂きました。ありがとう！
メッセージやメール、プレゼントをくださった方々にも、この場を借りて重ねてお礼をさせてください。
これからも、どうぞよろしくお願いします☆
　

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