"AmazonFresh"
"AmazonFresh"
https://fresh.amazon.com/Welcome
アメリカのアマゾンでは野菜も売ってるんですねー。
日本でもネットスーパーは増えていますが、なかなか大変そう。どこの業界でも、商品そのものの開発よりも在庫管理に必死。書籍でこれだけ成功したアマゾンならもしかしたら、野菜でも完璧な在庫管理できるかもしれませんね。
値段だけが個性の不特定物ビジネスで成功するためには、「規模」による効率以外では何を使ったらいいのかを、最近よく考えています…。
あちらの本屋で売っている雑誌Aも、こちらの本屋で売っている雑誌Aも、中身は全く同じ物。卸値売値、本の値下げがOKだとして、値下げ競争をやっても本業界が衰退するだけ。じゃあどうやって買わせるかと考えれば、こちらの本屋の雑誌Aを雑誌A+にする。「ただの雑誌A」を、「この雑誌A+」にする。いわば、「不特定物」を「特定物」に変容させる。そんな方法論に、興味があります。
自分は、「物」そのものだけでなく、伴うサービスなんかも含めての「特定物化」をイメージしています。このお店だけのブックカバーや本屋さんのコンシェルジュなどは、広く見れば「特定物化」手法の一部なのかな。本ではありませんが、シリアルナンバーなんかもそうした手法ですよね。
もっとおもしろい方法はありそうなのに、なかなか思いつかない…だからこそ、お店も苦労するんでしょう。
んー、「まごころ」みたいな抽象的なものでもなく、サービス手法の一個一個でもなく、「規模」に打ち勝つような圧倒的な「特定物化」はできないものか。それとも、一個一個のサービスの積み重ねが「特定物化」に繋がるのか?だとしたら、そうした総体を実現するためにはどんなシステム構築をすればいいのか。
それともそれとも、「規模」には絶対勝てないのか。
「規模」が「まごころ」を持ったら、絶対に勝てないのか。「規模」を持っていると同時に細やかなサービスのできている素敵なお店だって、たくさんある。
…それでも、対「規模」の戦いを、負け戦にしたくない。
「規模」が「圧勝」していたとしても、「完勝」とは決して言えない実際がある。
では、何が「規模」の「完勝」を防いでいるのか。この辺りが注目テーマです。独占禁止法?そんな枝葉末節の話ではないと思うんだけども…。
不思議なこと。