日本酒で乾杯推進会議100人委員会コラム

okapia2008-11-02

日本文化のルネッサンスを目指す「日本酒で乾杯推進会議」で、「100人委員会コラム」が始まりました。
http://www.sakedekanpai.jp/column/100nin/index.html
 
「日本酒で乾杯推進会議」については、過去の記事を参照ください(cf.Jun.6,2007)。
 
100人委員会の面々の名簿はこちら。
http://www.sakedekanpai.jp/outline/roster.html
次回は誰のコラムか楽しみになってくる豪華なメンバーですよね。
 
第1回は、山本祥一朗氏による「酒は慈しんでこそ健康にプラス」。

……飲酒に際しては「この一杯は大事に飲みたい」という気持を常に抱いている。だからヤケ酒のことなど耳にすると、それは罰当たりだと思う。そんな人は酒から強いしっぺ返しがあるはずである。

 若い頃にはとかく我武者羅(がむしゃら)に突っ走りがちだったが、72歳にもなると身体的に無理が利かないだけにじっくりと物事に対するようになる。酒に対しても同じで、これまでならサッと飲み過ごしていた風味にも、より細やかな関心を向けるようになった気がする。そうすることで自分なりにボケ防止の意識も込めているのだが・・・・・・。

 以下は25年前に書いた拙文である。
「旨い酒の匂いを嗅ぎ、舌でころがし、のどを過ぎていく感触というのはほんの一瞬であり、その瞬間の愉しみには千金の重みがある。そんな時にまず脳裡に浮かぶのは、厳寒の仕込みの最中、眠る時間も惜しんで神経を張りめぐらせている杜氏をはじめ蔵人たちの姿である」(『美酒紀行』時事通信社
有難いと思って飲めば身体にもいいのである。

 
再び、宣言を引用しておきます。

「日本酒で乾杯推進会議」設立総会宣言
私たちは、日本を愛します。日本文化を愛します。そして、日本酒を愛します。「日本に乾杯」。そのはじめに、「日本酒で乾杯」。

私たちは、日本文化のルネッサンスをめざして、ここに「日本酒で乾杯」活動の推進を宣言します。