アメリカ大統領選挙 オバマ、マケインの演説

okapia2008-11-10

アメリカ大統領選挙が終わりました。
オバマ、マケイン、どちらの演説も素晴らしかったと思います。腹の内は本人にしかわからないけれど、心に残る言葉で自由をこれでもかと高らかに謳い上げられる二人は大統領候補に相応しい人物であったということでしょう。
 
日本でも小浜市をはじめ(笑)、多数の関心を集めました。

…まぁ、自分の国の政治より新鮮みがあるだろうし、名実ともに世界トップのアメリカの選挙だから国際的な意識があれば興味がわくのもわかりますよね。騒ぎ過ぎるのはちょっと恥ずかしい気もするけど。
 
2008年11月4日、シカゴのグラントパークで行われたオバマ候補の大統領選挙勝利演説。
一つ一つの言葉が冷静で力強く、非常に感動しました。
 
ニューヨークタイムズ紙では、オバマ演説を原文テキストと映像を同時進行で見ることができます。
http://elections.nytimes.com/2008/results/president/speeches/obama-victory-speech.html
 
負けたマケインも、堂々としていて本当に立派でした。




 
ニューヨークタイムズ紙、マケイン演説。清々しい。
http://elections.nytimes.com/2008/results/president/speeches/mccain-concession-speech.html
 
 
ところで、オバマの勝利演説。
スピーチライターチームはJon Favreau(26歳)、Adam Frankel(26歳)、Ben Rhodes(30歳)の3人なのだそうです。

Mr. Favreau, or Favs, as everyone calls him, looks every bit his age, with a baby face and closely shorn stubble. And he leads a team of two other young speechwriters: 26-year-old Adam Frankel, who worked with John F. Kennedy’s adviser and speechwriter Theodore C. Sorensen on his memoirs, and Ben Rhodes, who, at 30, calls himself the “elder statesman” of the group and who helped write the Iraq Study Group report as an assistant to Lee H. Hamilton.

若い!本当に若い!3人足しても82歳。オバマスピーチに出てくるクーパーさん(106歳)にはるかに及ばない。こうした若い優秀な人材を集められるのであれば、来年からの大統領としての活躍も期待できるかもしれませんね。
 
不謹慎ではあるけれども、どんな政治になるにしても、オバマ次期大統領が暗殺されないよう心から祈っています。
アメリカ初めての黒人大統領が生まれる。

民主主義の伸展を止めてはならない。どうぞ頑張ってください。