タイ的な昼下がり

okapia2008-11-19

ランチタイムも終わりかけ。
偶然訪れたタイ料理屋さんで、見知らぬ酔っぱらいおじさんたちからいろいろと貰う。
種なし巨峰一房、みかん六個、ビア・シン一瓶。
 
料理が出るまでみかんをつまんで、ランチが揃ってからは、味の濃い目なタイ料理とさっぱりした葡萄を一緒に楽しみながら、冷たいシンを頂く。
 
「あの人たちいっつも昼間からお酒飲んでるのよね。食べきれないくせにたくさん頼むし。それにいつも果物を持ってくるのよ。おみやげおみやげ、って。」
おじさんたちがレジに向かった後の席には、あと一人分はありそうな料理の山。窓際のコップに注がれた金色が、なみなみさらさら光っている。
「あら。お釣り。お釣り!」
「いいの。ママ。サービスだから。うふふふふ。」
カランカランとドアの音。目線を返して、そそくさと皿を片付けるタイ出身のママ。
「もったいないですね。」
「そうーもったいないのよ〜。」
食後に聞いたタイのフルーツ事情もおもしろかった!
入り口が暗くて狭くて入りにくいけれど、安くておしゃれな良いお店。
 
ビア・シン(シンハ・ビール)はタイでは有名なお酒。(cf:wikipedia:ビア・シン
あっさりしていて、タイ料理にはぴったりだった。またそのうちに。