選挙開票速報
選挙速報の特番って、自分は大好きなのです。
民主的に国民の意思決定がなされるというダイナミックな政治過程にももちろん興味があるわけですが、選挙特番(選挙番組)には各テレビ局の最新CG技術や組織の底力が存分に発揮されていて大変見応えがあります。
特に国政選挙の規模なら、時間があるときであればビールでも買ってきて、テレビをザッピングしながら遅くまで楽しみます。
先日のアメリカ大統領選挙では、ホログラム技術を採り入れた中継がCNNで行われていました(cf:Nov.10, 2008)。
開票時間になった瞬間、各テレビ局の党別当選者数予想が出たりしますね。あれもおもしろい。
なんとなく、マスコミ各社の政治的な期待が数字に感じられたりします。あの党が妙に多かったり少なかったり。
それからやっぱり「当選確実」を出すタイミング。総力を挙げた情報収集に感心します。時に外れることもあったりして、情報が錯綜。翌日と翌々日(比例区の集計のため)の新聞報道と併せて、三日間に渡って満喫しています。
候補者は誰もがどきどきなのかもしれませんが、自分の投じた小さな一票がどんな政治的結果に繋がるのか、毎回テレビの前で興味津々に観ています。
アメリカ大統領選挙のように表面的なお祭り騒ぎにはなりにくい日本の選挙。それでも、一票一票結果を丁寧に観察すると、様々な人々の多様な想いがひしひしと感じ取れます。
前にも書いたように(cf:Nov.7, 2008)、意思表示の一票はとても繊細で大切なもの。
選挙特番の日は、政治が生きてるんだとあらためて実感できる一時です。