「姫梅花藻の満開」

okapia2007-02-26

変えよう。自分は変えず。咲き方を変えよう。
「姫梅花藻の満開」
http://www.someyaoriya.com/~dai/huru-03.05.12.htm
梅花藻をご存知ですか?初夏から秋にかけて、川で梅のような小さな花を咲かせる藻。「ばいかも」と読みます。浅い水辺では水の外にも顔を出すけれど、深い川の中だと水中でも花を咲かせる。水の流れにもまれ遊ばれ、ゆらゆらゆらゆら真っ白な絨毯が満開。夜風につつまれて月の光でも浴びていたら、どれほど幻想的かと想像するだけで胸が躍ります。
水上?水中?どちらが日常なのか、わからない。花業界では空気に包まれてつぼみを開くのが主流だろうに、水中でも咲いてみようと思うその心意気に感心します。何かやろうと思っても、普通の人間はステージがちょっと違うだけでたじろいでしまうもの。自分ももっと柔軟に生きなきゃと思いました。
この世界にしか咲けなくなったら、生きて行く甲斐を見失ってしまう。「想像できることは必ず実現できる!」なんて言われるけれど、裏にして、「想像できなくなったら希望は叶わなくなる」の方が、妙に真実味があります。求めない人間のつぼみは、どちらの世界でも開かない。だから変化を求めることは忘れたくない。クラゲとチューリップが海で並んで、ゆらゆらしているような世界を思い浮かべてみたり。
 
「姫梅花藻の満開」
http://www.someyaoriya.com/~dai/huru-03.05.12.htm