オーラにまみれる。

okapia2007-07-02

ひさしぶりの更新。遅れた分だけ後から記事更新…が目標なものの、贅沢ばかり言っていられない。あまり自分に厳しくするとブログも長く続けられないだろうし。
 
先日、大学院の合同説明会に行ってきました。前にも個別の大学院内での説明会は体験していたものの、院の教授とじっくり話す、とくに一対一で大勢の教授と短時間で話すのは初めて。
会場はブース形式で各大学院が分かれていて、学生は適宜空いているブースを訪れて話を聞く。各ブースに各大学院の教授が数名。訪れた学生は四方八方散らばるものの、大体空いているのは、いかめしい雰囲気の年配教授の前の席ばかり。
それでも、恐る恐る近づいて話をすると、含蓄のある、ためになるお話がたくさん!ずっと笑い続けてしまうような楽しい(危ない?)話をする教授や、じっくり目を見据えて一つ一つ丁寧かつ論理的に奥深い話をする教授も。あとから調べてみたら、自分が一緒にお話をしたほとんどの方が、その院で一番偉い先生や、そうそうたる経歴の方ばかり。ぴりぴり感じた威厳あるオーラは間違ってなかった。ざっくり言って、頭がいい。自分の信念を持っている。その日説明を受けた先生がいらっしゃる院に入れる入れない、入る入らないは置いておいても、人生を送るにあたってプラスになる話がたくさん聞けました!
話をしやすそうな人からは、逆に形式ばった大学生の想像通りの話をされることが多かった気がしました。
あふれる威厳は伊達でなく、人の送ってきた時間の濃さからにじみ出るもの。
一瞬の小さな間だけで人から尊敬を受ける人間。その場しのぎの表面的な知識でなくて、経験や体験に裏打ちされた深みのある言葉で物事を語れる人間。自分もそうなりたいとあらためて思えただけでも、行った甲斐がありました。試験形式や勉強法なんかのちまちました技術より、もっと大きな、生き方や物事に対するスタンスをたくさん教えていただきました。普通は説明会なんかでそんな話はしないのかもしれないけど。
  
自分はやっぱり、若手よりもいぶし銀のベテランが好きみたいです。好きなことを自分の信念で表現できるって、素晴らしい。一個一個吸収していきたい。
 
(画像source:http://www.flickr.com/photos/43833544@N00/23304394