『日経パソコン』 e都市ランキング 2007

 『日経パソコン』は、市区町村の情報化進展度を比較する「e都市ランキング 2007」をまとめた。ランキングの首位は、千葉県市川市(45.3万人)。昨年の3位から、2つ順位を上げた。2位は神奈川県藤沢市(39.3万人、2006年は2位)、3位には兵庫県西宮市(45.7万人、同首位)が入った。

 首位の市川市は、Webサイトの豊富な情報・サービス、使いやすいWebサイト、セキュリティ対策の充実などが高得点につながった。住民から寄せられた要望をデータベース化して政策に反映する仕組みの整備や、住民票の写し等を休日でも入手できる自動交付機の導入などにも積極的だ。

 2位の藤沢市は、音声で内容を読み上げる機能を用意するなど、アクセシビリティ(アクセスの容易さ)に配慮したWebサイトを提供しているのが特徴。インターネット経由で手数料の支払いができる電子納付にもいち早く対応している。3位の西宮市は、公共施設や医療施設などを検索できる地図情報システム、防災用の被災者支援システムなどを開発・運用。こうしたシステムの導入を希望するほかの自治体に対する支援も実施している。

 町の首位は、全体で49位の埼玉県小鹿野町(1.5万人、2005年は402位)。村の首位は、全体で249位の秋田県東成瀬村(0.3万人、同492位)だった。
 

 
村の1位が秋田だ!249/1606位だけど。詳しい内容はリンク先( e都市ランキング 2007 )から。
全国1606自治体の情報化を比較したものだそうですが、情報へのアクセス手段確保は行政の役割で最も大事なもの、かつウェブは情報へのアクセス手段で現在最も簡便・重要であると考えているので、こうしたランキングで自治体が競争し合うことは望ましい。
情報確保は民主主義の根本。自治体の公式サイトにも力を入れられないで、安心・安全なまちづくりも何も無いです。多少のお金をかけてもいいから、きちんと手の内明かした上で、行政と市民が一緒に街を創っていけるようにして欲しいと思っています。