ください下さいクダサイ

「ください」と「下さい」。
どちらもどう使っても間違いではないとは言っても、言葉に命を吹き込むのは使い分け。普段から意識しておこうと思います。

http://s01.megalodon.jp/2008-0223-2002-19/www.yukan-fuji.com/archives/2007/12/post_11845.html
 

まず、私たちが普段使う「クダサイ」は意味上、2つに分類される。

 1つ目は、「りんごを3つクダサイ」というように、実際に何かを手に入れたくて「与えてほしい」と頼むときの「クダサイ」。で、このときは漢字を使って「下さい」と書くのがよい。

 2つ目は、「書いてクダサイ」「お越しクダサイ」など、動作を表す語に付けて、そのような動作をしてほしいと依頼するときの「クダサイ」である。こういう場合の「クダサイ」は補助動詞用法などと呼ばれ、表記は仮名書き、つまり「書いてください」「お越しください」と書く決まりになっている。

 
(画像:http://www.flickr.com/photos/39685654@N00/388012741