詩歌療法

okapia2008-09-20

詩歌療法(俳句療法・短歌療法等)とは、心や体のリハビリのために詩歌を用いた心理臨床治療技法のこと。芸術療法の一分野。
詩歌を作る過程で外の自然や出来事に関心を向けるようになり、自分だけの思い込みから解放されるようになる。俳句や短歌は、句会や歌会あるいは文集などを通じて周囲の人々とコミュニケーションをとる場面が日常的に発生してくる。また、連句は互いの観点を共有し合い新たな世界を創造する過程を楽しむものであり、精神の回復および向上に多分に寄与できる。これら言葉を通じた治療は安全な一種の作業療法であり、悩みや葛藤の客観化や社会化による心の浄化効果が期待できよう。
散文や自由詩ではなく定型詩を用いるメリットが他にもあるんだろう。きっと。
 
おぼえがき。