韓国ユーザーが携帯に求める機能は「自分」撮りのしやすさ、機種変更周期は1年未満

okapia2008-11-08

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080808/1006883/
韓国では携帯電話は人を撮るためのものだそうです。興味深い。
日本でも、上手な自分撮りの仕方とかが流行ったこともあったけれど、長続きしていないよね。
 
個人的には携帯電話のカメラよりもデジカメをよく使うので、自分撮りどころか携帯電話のカメラそのものをうまく使えない。
携帯カメラを使うのは、ちゃちゃっと撮って誰かに送りたいときとか、デジカメを家に忘れてきたときぐらいかなぁ。
 
 

 携帯電話カメラを使った撮影頻度は週6.7回。日本だと携帯電話のカメラで撮るのは風景や食べ物などだろうが、韓国は違う。男性の場合は友達や彼女が37.7%で1位、女性の場合は自分自身を撮ると答えた人が48.9%と圧倒的に多かった。

 確かに、時間と場所に関係なくあちこちで携帯電話で自分を撮っている女性をよく見かける。腕を思いっきり上に伸ばして、できるだけ顔が小さく写るようにがんばるんだよね。今街を歩いている自分、今ケーキを食べている自分などなど、この瞬間の自分を記録に残したいという個人的な目的だけでなく、SNSやホームページに堂々と掲載して自分のかわいさをアピールするところは、世界でも稀なのではないかと思ってしまう。自分に自信がありすぎるというか、国民総芸能人化というか、自分のことをアピールするのが好きなんだよね。

 韓国では人に撮ってもらうのではなく自分で自分を撮る「セルフカメラ」好きな女性が本当に多くて、写真写りがいい場所とネットで噂になれば客がどっと増える。ソウルの中心部である鐘路には33階建てのビルがあり、最上階はガラス張りのレストランになっている。このレストランでセルフカメラを撮ると美人に見えるとネットの書き込みが増え話題になったことから、周辺のレストランやカフェではお店で撮ったセルフカメラの写真を投稿するイベントを開催し、照明にものすごく気を使っているほどだ。携帯電話の大型代理店にはフォトゾーンみたいなコーナーがあって、壁に絵を掛けたり照明を落としたりしてセルフカメラを撮りたくなるようにしている。