弦との出会い

okapia2008-11-29

今期の『趣味悠々』は初心者用ウクレレ教室のようで、触発されたのか自分もひさしぶりに弾きたくなった。以前書いたように(cf:Apr.19, 2008)自分のメインウクレレはコアロハ(KoAloha)というブランドのもの。
1年ぐらい前に思い立ってチューニングをLow-G(第4弦が低い<ソ>)に変えてみたものの、せっかくだから元のノーマルな明るいチューニング(第4弦が高い<ソ>)に戻したくなった。そうなると、弦を張り替えなければならない。
いろいろと模索したが、今回はAquila Nylgut(アクイラ ナイルガット)弦に挑戦することにした。イタリア製。
ガット弦とは羊の腸(羊腸)を使った弦のこと。昔からウクレレをはじめとする弦楽器に使われていたが、今ではナイロン弦が主流。ガット弦はコロコロよく鳴る一方で、チューニングしづらい等のデメリットも多いらしい。
Aquila Nylgutは、ガット<風>の弦だそうだ。ガットとナイロン両方の良さを兼ね備えた〜という売り文句と、コアロハの社長のウクレレにはAquila Nylgutが張られているという話をどこかで読んだ記憶があるので、ならばと思って試しに張ってみることにした。楽天のポイントで買ったので、実質の支出はほとんどナシ。
 
これがまぁ、素敵な音!!
 
たしかにチューニングが安定するまでには少し時間がかかった気がするけれど、びっくりするぐらいに自分好みのウクレレの音に一新した。この子がこんなにも切なく潤んだ音を出せるんだと気づいて、ポロンと爪弾くと同時に思わずあっと声が出てしまった。

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しばらくはAquila Nylgutから離れられない。
 
空気が澄んで乾いた冬だから、木も特によく鳴っている。
肝心の演奏の腕はブランクもあって落ちてしまったけれど、ちょこちょこと音を確かめるようにクリスマスソングを弾いたりしている。