パールなミステリー

okapia2009-01-22

友人が隣で生ガキを食べていて、
「ん?…んぐ………ぺっ。」
ころん。
「真珠だ。」
「おー。」
 
……
……
「「真珠!?」」
 
直径2mm程の小さな小さな丸くて白い塊が、ころんと。
 
なんで牡蠣が!じゃなくて、なんで牡蠣から真珠が!
と、初めての出来事にわーわー興奮してしまいました(笑)
 
落ち着いてよく考えてみれば、アコヤ貝だろうと牡蠣だろうと、二枚貝なら炭酸カルシウムで真珠が作れるわけですよね。宝石や美術品かどうかという点で違いが生まれるだけで。
 
「牡蠣」から「真珠」が - 教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa697992.html

貝の場合、外套膜の部分が傷つき、内部に遺物が入ると、外套膜の細胞がそれを包み込み、炭酸カルシウムを沈着させ無害化する・・・外套膜が発達した貝であれば、出来る可能性が高いはずです。真珠光沢があるかないか、美しさで宝飾的な価値はきまります。
………
実際、シジミの中から直径1mm位の真珠が出てくる事があります。アワビの貝殻を見ると、貝殻の内部のキラキラ光る部分(真珠光沢のあるところ)に、仁丹かそれよりも大きな半円形のイボのような物がありますが、あれも立派な真珠です。

真珠というのは炭酸カルシュームが一定の形をとった者ですから、同じ炭酸カルシュームを主成分とする貝殻を持った牡蠣から取れたとしても不思議はありません。貝殻の内側を見てみると真珠のような輝きが在ると思いますが、この貝殻を作る働きが、体内に侵入した異物に対して働いた物が真珠です。体内に異物が入り込むと無害な貝殻の成分で包み込んでしまおうという働きがあるのです。宝石としての価値があるかと言う事を別にすれば、ほとんどの貝は真珠を作る能力があると思います。

 
<価値>って何だろうね。