目で見る『月の光』

ドビュッシーを聴くと心の内側が柔らかくなった気がする。好きな作曲家の一人。
 
 



 
 
楽曲分析(アナリーゼ)なんていうと大仰な表現だけど、楽譜の世界にゆらり身を漂わせるのも音楽の立派な楽しみ方の一つだと思う。音楽的に精緻に読解、サウンド化できなくても、おたまじゃくしの並び方を「絵」としてぼーっと眺めてもおもしろい。図形で描かれた「図形譜」という記録手段もあるわけだしね。
 
一つの存在を異なったデザインに変換するって、やっぱりおもしろいな(May.25, 2007)。
 
 
ちなみに、ドビュッシーの作品の中では「版画(Estampes)」の「塔(Pagodes)」が特に好きー。