Parisienne再

okapia2008-05-02

ずっと前に記事(参照:Mar.22, 2007)にした言葉。
「パリジェンヌの目線はいつもお店のひさしの位置なのよ。」
目線を普通よりも少し上に置くことで背筋がしゃんと伸びて美しく見える。周りをよく見渡せるから視野が広がって知識や教養も身につきやすい。私たちが思い描くパリジェンヌ像に、ぴったりの言葉です。
 
ただこの言葉、どこで聞いたのかとんと思い出せないでいました。粋やロマンとは何かについて誰かと語り合っているときや落ち込んでいる友人を励ましたりする際、何かの例にはちょくちょく出していた記憶はあります。それでも、出典が全く見当つかない。自論(持論)じゃあるまいし…だって自分はパリジェンヌじゃないし。なれないし。
 
…長年うだうだ思い悩んでいたら、なんとついさっき解決しました!
4年前に購読していたメールマガジンの後書きに、先日作者が雑誌で見かけた言葉の一つとして採り上げられていました。何年も前に目にしたちょっとした一文だったにも関わらず、自分が覚えていた文(上記のもの)と一言一句異なりませんでした。びっくり!GmailIMAP機能で昔のメールを検索したところ、発見。思い立ったときにパソコン立ち上げてみて正解。ウェブ進化さまさまですね。
にしても良かった。自分はエセパリジェンヌ論者じゃありませんでした。
 
「パリジェンヌの目線はいつもお店のひさしの位置なのよ。」
いい言葉ですよね。
小さな心がけで見える世界も違ったものになるし、他人からの評価だってがらりと変わる(可能性がある)。他の誰でもない自分自身が世界を形作っているのだと再認識させてくれます。
 
道を歩くとき、あなたの目線はどの位置ですか?