鳥人間コンテスト中止
先月の話題になってしまうのですが、今年(2009年)の「鳥人間コンテスト(1977年〜)」が中止になったという話。
http://www.ytv.co.jp/birdman/
予算縮小により安全対策が疎かになるのを避けるため、ということですが、かなりショックでした。
こういう定期的に開催される大会には、毎年毎年楽しみに参加する人々が必ずいます。特に大学の航空部やサークルなど<今年>しか出られない学生たちにとっては、急な大会中止は何物でも埋めがたい悲しいこと。ようやく部内で中心となる学年になったのに自分たちの鳥を飛ばすことが叶わなかった。どこに怒りをぶつけていいかわからないでしょう。心底同情します…。
琵琶湖を往復できるほどに常連参加者の技術が向上しマンネリ化してしまったのも、予算削減の理由でしょうか…。今年に限り<休止>し来年(2010年)には再び開催、とのことですが、先行きを非常に心配しています。視聴率偏重のけばけばしい演出に走らず、鳥人間そのもののためのルール改正やスポンサー多様化等、愛のある抜本的改革を期待します。金銭的問題と大会趣旨は背反することもあるかもしれませんが、くれぐれも参加者を大事にした大会づくりとなるよう願っております。
自分がかつて出場した「高校生クイズ(1983年〜。同じく日本テレビ主催)」も今回のような事態にならないことを祈ります。普通の人にとってはただの一年、たった一回であっても、その一年そのハレの一日に身を賭し努力し生きがいにしている小さな人々がいることをくれぐれも念頭に置いていただきたいと思います。